花粉症(アレルギー)|南海本線 羽倉崎駅 徒歩3分 泉佐野市の今村眼科|目がかゆい 目ヤニが多い など

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花粉症

花粉症とは

花粉症とは、植物の花粉が鼻や口から体内に入り込み、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどのアレルギー症状を引き起こす疾患です。なおアレルギー反応が原因となって起こる結膜炎の総称をアレルギー結膜炎と言いますが、その中で最も多くの患者様が発症しているのが花粉症によるものです。原因となる花粉は、スギやヒノキ、ハンノキ、ヨモギ、ブタクサ、アキノキリンソウなど約50種類あります。これらは花粉が飛ぶ時期に限定されることから「季節性アレルギー性結膜炎」とも呼ばれています。

花粉症によるアレルギー性結膜炎でよく見受けられる症状は、目の中がゴロゴロする、目がかゆい、目ヤニが多いなどです。程度については個人差ありますが、両目ともに症状が現れるのも特徴です。このほか、約7割の患者様に「アレルギー性鼻炎」が併発します。

治療について

まずアレルギーの原因となる抗原からできるだけ遠ざける工夫(予防対策)が必要です。花粉が原因であれば、防塵メガネやマスクをしてください。治療の基本は、抗アレルギー薬の点眼です。効果があまりみられなければ、ステロイド点眼薬も使用します。このほか、花粉が飛ぶ2週間くらい前から抗アレルギー点眼薬を行うことで、症状を軽くできる治療もありますので、お気軽にご相談ください。また、以下の予防方法を行うことも大切です。

花粉症の予防方法

外出時に心がけること
  • 花粉症予防効果の高いマスクや眼鏡、帽子、スカーフなどを着用する
  • ウールなどの衣類は花粉を吸着しやすいので避ける
  • 晴れた日や風の強い日は花粉が飛散しやすいので、特に念入りに防護する
帰宅した際に行うこと
  • 玄関に入る前に、衣類や髪の毛などに付着した花粉を払い落とす
  • 手洗いや洗顔、うがい、鼻の中の掃除などを行い、花粉を洗い流す
室内の環境
  • 花粉飛散量の多い日は、出来るだけ窓やドアを閉め、花粉が侵入しないようにする
  • 部屋の掃除をこまめに行う
  • 空気清浄機を使用する
  • 布団や洗濯物は出来るだけ室内に干す
  • 外庭などに干した洗濯物は、花粉を払い落としてから室内に取り込む(掃除機が有効)
日常生活の留意点
  • 十分な睡眠をとって体調を整える
  • ストレスをため込まないようにする
  • タバコは控える、お酒は飲み過ぎないようにする